海外の掲示板で、日本ではどうやって子供の名前を考えているのか話題になっていました。
ちなみに、『ベネッセ』が実施している「赤ちゃんの名前ランキング2021」では、女の子は「陽葵(ひまり)」「紬(つむぎ)」が同率1位、男の子は「蓮(れん)」がトップだったようです。

海外の反応をまとめましたので御覧ください。
以下、海外の反応コメント
引用 ■

現在、東京で日本語を勉強しているんだけど、子供の漢字はどうやって考えているの?



様々な方法がある:
-特定の好きな漢字で名付ける場合がある。私の生徒の母親は、「蓮」という漢字が大好きで、その生徒と兄弟二人にこの漢字を含む名前をつけた。
-特に男の子には家族の流儀がよく見られる。例を挙げると、ある生徒の名前の末尾が「のぶ」で、その生徒の兄や父親もそうだった。漢字はわからないけど、多分同じだと思う。
女の子でも男の子でも、お母さんの名前から漢字を取ることもあって、これも実際に見たことがある。
-親から子への願いを込めた漢字を選ぶ場合もある。
勇気を持ってほしいなら「勇」、優しさを持ってほしいなら「優」、美しさを持ってほしいなら「美」、誠実さを持って欲しいなら「誠」など。
-また、名前の響きが好きで、親が自分の好きな漢字を付けてしまい、読みにくい名前になってしまうこともある(漢字を意味ではなく音にしたり、逆に音ではなく意味にしたりする)。特にキラキラネームの場合はそうだね。
おそらく何か見落としがあるだろうけど、思いつく理由をいくつか挙げてみた。



有益な情報を含む返信をありがとう。
どうやって名前を決めているのかいつも疑問に思っていたんだ。
ネイティブでも読めないことがあるようだね。



それは私の実体験で証明できる…
ネイティブスピーカーではないが、漢字が好きで、現在は幼稚園教員、英会話教師として働いていたこともあった。
その中で、「なぜ?」「この漢字はどうしてこう読むんだろう」など、首をかしげるような名前を何度か見かけたよ。



それぞれの漢字の画数や、名前全体での字数が重要で、名字の数え方によっては不吉になる字数もある。



好きなキラキラネームはある?



どれも等しく嫌いだね(笑)
お気に入りはあるの?



大熊猫
ぱんだ



忘れてはならないベストネーム「一二三」。



そうそう「いちにさん」さん、つまり「ひふみ」さんだね。
自分の子供にそのような名前をつけて、(外国人の)親に説明することを想像してみてくれ。
故郷の両親「ひふみ?!なんて素敵な響きの名前なんだ。どのような意味が込められているんだい?」
あなた「ええっと…..」



私の名前は、両親が見た目や響きを気に入って漢字を選んだようだ。
パートナーの名前は、母親の漢字と親友の漢字を合わせたもので、私はとても気に入っている。
でもみんな流行りや一般的な名前を選ぶ傾向があるね。



京都では晴明神社に名前を相談するのが一般的なんだよね。
いくつか候補を挙げてもらい、そこから選ぶんだ。



自分たちで名前を決めて、漢字はその後に決めたよ。
ほとんどの人は響きがいいものを選んで、そこから漢字を考えていくんだ。
他の国と同じように、赤ちゃんの名前にも流行がある。



息子の名前をどのように決めたのか意見を述べさせてくれ。
名前を決める時に考慮するのは基本的に2つだ。
漢字はもちろん、読み方も重要になってくる。
私たちは息子に「嶺(れい)」という名前をつけた。「嶺」は頂上を意味する漢字で、私たちは熱烈なハイカーだからこの漢字を選んだんだ。
また、母親が「れいこ」という名前だから、敬意を表して「れい」と発音することにした。



僕の配偶者が思っているほど一般的ではないのかもしれないけど、彼女の地域(和歌山)では、お寺に行って僧侶にお薦めの名前を聞くのが一般的なんだ。
画数や音など、考えなければならないことがたくさんあるから、僧侶が適切な推薦をしてくれて、その中から1つを選ぶ感じだね。



日本の田舎出身の奥さんを持つ友人がそれをやったんだけど、彼女は名前を決めていたのに、お坊さんが幸運をもたらす意味があるとんでもない漢字を選んできたらしい。
誰もその娘の名前を読めないようだ。



個人的に僧侶に子供の名前をつけてもらいたくないと思っているんだけど、彼らのアドバイスは尊重するかな(笑)



よくわかるし同じ気持ちだけど、本人や家族からしたら、自分で選んで、後で子供の漢字の画数が「早死に」だったとか、そういうことになるよりは、選んでもらったほうが安心できるんじゃないかな。